家の住み替えにリースバックを薦める理由とは?

こんにちは!
住宅ローン問題解決コンサルタントの遠藤です!

住宅ローン返済が厳しくなってきて、自宅を売って引っ越す事を検討されている方が最近相談事例で増えています。給料が上がっておらず、とは言え、子供も大きくなるに従い、教育費も掛かり、更には最近の物価高で厳しい家計のやりくりをされている方が殆どだと思います。そこで、この際、自宅を売って、家を住み替えようと思っても、自宅が売却出来た場合、直ぐに次の賃貸先を探し、引っ越ししなければなりません。タイミングが非常に難しいのです。そこで、自宅を売却して売却代金を得て、尚且つゆっくり次の賃貸先を探す良い方法ってないのかなぁと思った事ありませんか?実は、リースバックを利用した住み替え方法があります。リースバックのイメージは、老後資金を調達する手段や、住宅ローン返済に困っている方向けの手段と思っている方が多いと思います。しかし、30代や40代の若い世代の方が自宅の『住み替え』として利用している方も多いのです。そこで、ここでは、そのリースバックの説明や、リースバックを利用するメリットと注意点を解説していきますので、是非参考にしてください!

1,そもそもリースバックとは何か?

自宅を売却したら、通常は引っ越ししなければなりません。しかし、リースバックは、買主(不動産業者)が買取り価格を提示し、金額が折り合えば売却代金を所有者に支払い、売買契約と同時に賃貸借契約を結ぶ事によって、毎月家賃を支払えば、そのまま自宅に住み続けれる仕組みです。売却代金の使い道に制限はなく、事業主が運転資金調達に利用されているケースもあります。

下記からリースバックの詳しい説明がご確認頂けます
リースバックとは

2,どういった方が利用しているのか?

➀高齢者が高齢者施設への住み替えとして

老人ホーム等に入居したい場合、通常は自宅を売却して、その売却代金を基に、高齢者施設への入所金等にあてるケースが殆どだと思われます。しかし、売却出来ても、高齢者施設が見つかっていたら良いのですが、見つからなかった場合、一旦仮住まいをしなければなりません。そこで、リースバックを利用した住み替えをすれば、自宅の売却後に、自宅に住みながら、ゆっくりと高齢者施設を見つけて、希望の高齢者施設が見つかったら住み替えをすれば良い事になります。

3,ある方の住み替え失敗事例を共有

ある方が以前話してくれた失敗事例です。老後は利便性の良いエリアに住み替えようと思い、自宅の売却活動を行い、売れたら住み替えようと決意。無事自宅が売れたので良かったと思いきや、新しい買主に2ヶ月後には引き渡さなければならないので、急いで次の住まい先を探すにも、時間的余裕がなく、最後は相当妥協して、取り合えず決めたものの、駅から遠すぎて、バス便で不便な為、結局もう一回新しい入居先を探すはめになったと。引っ越し代や、諸費用も掛かり、住み替えの難しさを痛感したとの事。

4,リースバックを利用した住み替え方法3つメリット

通常、住み替えとなると、『今住んでいる家の売却』と『新たな住まい先の確保』という2つの事を同時並行していかなければなりません。売り先行で進めた場合、自宅が売れたと同時に、急いで新たな住まい先を探さなければならず、新たな住まい先確保を先行させる場合は、引っ越し代や、初回の敷金・礼金を先に払わなければなりません。その為、自宅の住み替えは非常に難しいのが現状です。そこで、リースバックをお勧めする理由をお伝えします。

➀現金化までが早い

リースバックの場合の買主は、リースバックを扱う不動産会社になりますので、一括で現金を払ってくれます。よって、その時点で残っている住宅ローンの残債が無くなります。これが、一般の買主だと、いつ購入者が現れるか分からない、現れてもローン審査に時間が掛かってしまいます。

➁売却後も一定期間住み続けれる

リースバックの場合は、売却後も賃貸借契約を結ぶため、新たな家が見つかるまで、ゆっくり探せる事が出来ます。

➂固定資産税の負担はなくなる

リースバックは、不動産売却ですので、所有権も変わる為、売却後の固定資産税は払わなくてよくなります。その為、所有権移転と同時に、固定資産税は不要になります。マンションの場合は、管理費・修繕積立金も不要になります。

➃新たな家の住宅ローン審査が通りやすい

新たに自宅を購入希望の場合、ダブルローンになります。ダブルローンとは、現在借り入れている住宅ローンを返済せずに、新居購入の為に新たな住宅ローンを組む事です。ダブルローンは、通常の住宅ローンよりも審査基準が更に厳しくなります。一般的には、年間の返済額の割合『返済負担率』が30~35%以下である事が条件となります。しかし、売却済みで住宅ローン完済済みであれば、新たな家の住宅ローンは通りやすくはなります。

5,リースバック利用の注意点を解説

➀家賃が発生する事になる

リースバックは、買主と賃貸借契約を結ぶ為、当然毎月の家賃が発生します。よって、新居が見つかるまでは、家賃を支払う事になります。但し、リースバック会社の中には住み替えを希望されている方には、最大1年間の定期賃貸借契約の条件で、家賃を1年間無償とする事が出来ます。最大1年間の賃貸契約ではありますが、流石に1年もあれば、次の住まい先は見つかると思います。

6,リースバックを利用した住み替えのまとめ

今回、リースバックを利用した住み替え方法をお伝えしましたが、如何でしたでしょうか?高齢者の方で、老後は高齢者施設に入居したい場合に使える活用法ではないでしょうか?。住み替えの売買同時並行は難しいのも否めません。そこで、このリースバックを利用した住み替えを今回知って頂き、少しでもご自身の現状と目的に添えれば幸いです。

以上、最後までお読み頂き有難うございます。
リースバックを利用して住み替えてしまおうと思われた方へ、一緒に問題解決していきましょう!
無料で対象物件の机上査定を行い、およそのリースバック時の価格を提示致します。そこで、納得頂けるようであれば、次のステップとして、各リースバック会社に交渉し、更に少しでも高く買取り交渉を行い、少しでも安い家賃になるように奔走しますので、是非お気軽にご相談ください。

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