こんにちは!
住宅ローン問題解決コンダクターの遠藤です!
老後2千万円問題が取り上げられた様に、老後資金に不安を抱えているご高齢の方、いらっしゃいますよね?。同時に、長年住んでいてリフォームも行いたいと希望されている方も多数いらっしゃいます。その際、どうやってお金を捻出すれば悩むと思います。その両方の解決策としてリースバックという不動産サービスがあります。このリースバックを活用すれば、老後資金確保とリフォーム費用の両方のお悩みを解決出来てしまいます。同じように検討材料の一つにリバースモーゲージもあります。この両者を比較しながら解説していきます。
リースバックとは?
そもそもリースバックとは、自宅を売却し、売却した後に賃貸借契約を結び、そのまま今の自宅に住み続けれる仕組みです。その為、売却代金が手元に入り、尚且つ資金用途は自由なので、リフォームも可能となります。
下記からリースバックの詳しい説明がご確認頂けます
リースバックとは
リフォームは可能なのか?
結論としては、リースバックを利用すれば、リフォームは可能です。小さな規模のリフォームであれば、買主の許可は基本不要で、大規模なリフォームも、買主の許可が得れれば可能です。一般的に下記の様なリフォームは買主も認めてくれます。普通の賃貸借契約の場合は、大家さんに断られてしまいます。
- 耐震リフォーム(筋交いを入れる等)
- お風呂場やキッチン、トイレを新しく交換したい
- バリアフリー化(手すりをつける・床をフラットにする)
しかし、部屋の間取りを大幅に変えて耐震上問題が生じるリフォームや、物件の価値を著しく下げる工事は、断れるケースもあります。その様な大規模リフォームを行う場合は、事前に買主に相談してください。
リースバックでリフォームするメリット
リースバックを利用される方は、生涯、住み慣れた自宅で天寿を全うしたい方達です。その為、これからも長く住み続ける為に、自宅をリフォームして、より快適に住み続けれるのが最大のメリット
と思います。
リバースモーゲージでリフォームは可能?
リバースモーゲージとは、自宅を担保に借り入れを行う金融商品です。リースバックと違い、色々制約があります。下記に代表的な制約事例を載せていますので、ご確認ください。
- 対象年齢は、一般的には60~65才以上
- リフォーム費用含め『使いみち自由』とされている商品のみ
- マンションは対象外となる場合がある
- リースバックに比べ不動産評価が低くなることがある
下記からリースバックとリバースモーゲージを比較した対比表がありますので、参考にして下さい
リースバックVSリバースモーゲージ
ある方の成功事例
神奈川県川崎市多摩区 女性
職業:英語教師
年齢:60代
家族:1人暮らし
残債:無し
この方は、現役で英語教師をしている方です。親の代からずっと住んでいて、独身であった為、今の自宅にそのまま住んでいます。しかし、築年数が既に30年以上経っており、一度もリーフォームをしていなかったので、いつか行いたいと思っていました。又、子供もいない為、この家を残す相続人もいない為、老後に向けて、色々考えていました。そこで、リースバックに興味を抱き、お話をさせて頂きました。先ず、英語教師の方は、体力が続く限り続けれるとの事と、行いたいリフォームは、お風呂場や階段に手すりを付けたいが可能か?との事でしたが、全く問題有りませんとお答えさせて頂く。どのリースバック会社でも、よくあるリフォーム内容の為、逆に断るリースバック会社は無いです。そして、家賃も8万円なら問題なく払えて、売却代金を手を付ける事なく、手元に置いておき、遠い将来、自身の介護費用等にとっておきたいとの事でした。余談ですが、このエリアは坂道が多いので、この相談者の方も電動自転車を保有していましたが、分かる気がしました(笑)
リースバック価格:1,500万円
家賃:8万円
まとめ
当社に相談に来られるリースバックを検討されている方の3割程は、老後資金確保を捻出したい方です。特に高齢者の方は、既に住宅ローンも完済済みで、子供達も別に家を保有していて要らないと言われている方には、売却代金を手元に置いておける安心感が得られます。併せて、上記例の様に、リフォームをしたい方も多々いらっしゃいます。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。
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